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低燃費住宅の「換気システム」と「吹き抜け」について

2020-08-26
【低燃費住宅の換気システムについて】
日本の住宅では、建築基準法の改正により、
2003年から「24時間換気システム」の設置が義務づけられるようになりました。
 
これは、シックハウス症候群の対策として、家の中の空気を循環させるように定められたものです。
 
しかし一言で「24時間換気システム」といっても、
実は3種類もあるんです。
 
ご存じでしたか?
▼「第1種換気システム」
室内から外に出て行く空気と、外から室内に入ってくる空気の両方を機械で操作。
⇒熱交換換気システムともよばれ、
温めた(冷やした)室内の空気を、換気で捨てないようにする換気システムです。
捨てる空気からしっかりと熱を回収、また換気口から冷たい空気が入ってこないように調整して室内に取り込んでいます。
 
▼「第2種換気システム」
外から室内に入ってくる空気だけを機械で操作。
⇒強制的に新鮮な空気を室内に取り込めるため、工場のクリーンルームや無菌室などで採用されることが多いシステムです。
▼「第3種換気システム」
室内から外に出て行く空気だけを機械で操作。
⇒強制的に室内の空気を排出されることで結露対策になり、一般的な住宅にもっとも多く採用されているシステムです。外から冷たい空気が入ってくるので、冬場は寒く感じることもあります。
 
 
低燃費住宅では、上記の『第1種換気システム』を採用しています。
捨てる空気から最大88%もの効率で熱を回収しており、快適温度に整った空気を無駄にすることなく、且つ省エネにも繋がっています。
 
当たり前に設置されている「24時間換気システム」。
こちらもこだわりをもって選択することで、
また快適な住環境に一歩近づけるかもしれませんね。
 
 
 
 
 
 
【低燃費住宅の吹き抜けについて】
家の中でのコミュニケーションが増え、家族の存在をすぐ近くに感じられる。
 
開放的で明るく、広く見せてくれる「吹き抜けリビング」。
 
そんな贅沢な空間に憧れる人は、きっと少なくないですよね。
 
 
ですがその反面、デメリットのイメージも…。
 
“夏は暑く、冬は寒い”
“エアコンが効きにくく光熱費が高くなる”
 
このように月々のランニングコストが高くなり
快適な室温で過ごせないとなると、
憧れリビングとは少しかけ離れてしまいますよね。
 
 
でも大丈夫!
低燃費住宅の断熱性能、気密性能をもってすれば、
むしろ光熱費を下げ、さらにはどの部屋も快適温度で過ごすことができるんです。
 
 
実際に低燃費住宅にお住まいの施主様に取材させて頂いたところ、
光熱費はピーク時でも1万円前後(オール電化)とおっしゃっていました。
 
もちろん真夏、真冬も
エアコン1台で居室間温度2℃以内が実現できます。
 
陽の当たり方や風の道もしっかり計算されて設計しているので、
同じ空間でも、自然とその季節にあった空間が演出されます。
 
 
諦めていた憧れの「吹き抜けリビング」。
ぜひ低燃費住宅で、もう一度考えてみませんか。
有限会社石川工務店
島根県出雲市塩冶町469
TEL.0853-22-7165
FAX.0853-22-7197

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