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「石川」の大工
2019-05-18
石川工務店は、平成の職人集団です。
どうしてそう言い切れるかというと、みっちりと「石川」のやり方を仕込む「弟子入り」制度を続けているからです。
近年まで「住み込み」での修行を行なっていたのも、「石川」のやり方を仕込むためです。
住み込みは、5年間。
石川家で寝食をともにし、心技体を磨きます。
住み込みのいいところは、いち職人という枠を超えて
家族のような存在になれることです。
これが実は大工仕事には大切なのです。
何も言わなくても通じ合う。
そして、何でも言い合える。
黙々と作業を続けていても、意思の伝達、情報の共有ができる。
そして何より、職人一人一人の責任感が磨かれます。
そのおかげで工事は無駄なく進みます。
上棟の時はそれが特に顕著。
石川の職人たちのチームプレイの見せ所です。
時代に合わせ、「住み込み」は廃止しましたが、
今でも独自の弟子入りのルールをつくり、
しっかりと「石川」のやり方を叩き込んでいます。
今でも独自の弟子入りのルールをつくり、
しっかりと「石川」のやり方を叩き込んでいます。
「石川」の名に集った『平成の職人』たち。
出雲市でもトップレベルの技術を持った職人たちの手仕事が石川工務店には残っているのです。
出雲市でもトップレベルの技術を持った職人たちの手仕事が石川工務店には残っているのです。